令和4年度 事例Ⅱの解説|与件文のどこを使い、答案に何を書くか
この記事の結論
- 2次試験に正解は公表されません。公表されるのは設問ごとの出題の趣旨です。
- 令和4年度 事例Ⅱは4問中3問が助言です。分析は第1問だけでした。
- 第1問は3C分析です。顧客と競合は会社の外側なので、①の要約から取ります。
- 第4問の趣旨は「協業先がとるべき」と書いています。B社自身の販促ではありません。
2次試験は正解が公表されないので、答案が当たっていたかを誰も確かめられません。ただし試験実施機関は毎年「出題の趣旨」を公表しており、何を問うたのかを出題側が語っている文はここにしかありません。この記事では令和4年度 事例Ⅱの4設問について、趣旨を引用し、そこから答案に入れる要素と字数の配り方を導きます。この年は第1問が3C分析で150字、第4問も150字と長く、書く量が多い構成でした。要素は一般論ではなく、すべて与件文の記述に紐づけ、どの段落から来ているかを添えています。
この年の事例Ⅱは、どんな回か
与件文2,733字・解答字数の合計500字。80分の内訳は読む14分/考える46分/書く20分です。
| 設問 | 要求語 | 配点 | 解答字数 | この位置で多い論点 |
|---|
この記事のまとめ
- 2次試験に正解は公表されません。公表されるのは設問ごとの出題の趣旨です。
- 令和4年度 事例Ⅱは4問中3問が助言です。分析は第1問だけでした。
- 第1問は3C分析です。顧客と競合は会社の外側なので、①の要約から取ります。
- 第4問の趣旨は「協業先がとるべき」と書いています。B社自身の販促ではありません。
よくある質問
- この記事の解答例をそのまま覚えればよいですか?
- いいえ。2次試験は正解が公表されないため、この例が当たっているかは誰にも確かめられません。使い道は、趣旨が挙げた要素が字数にどう収まるかを見ることです。要素の選び方と削り方を自分の答案に移してください。
- 第1問の顧客と競合は、②③の表のどこにありますか?
- ありません。②③はB社の内側を並べた表なので、会社の外にある顧客と競合は原理的に載りません。材料は①のストーリー要約に書いてあり、第1問の節にも一覧を置きました。
- 第4問の「協業先がとるべきコミュニケーション戦略」とは何を書けばよいのですか?
- 組む相手にしてもらう行動です。B社が広告を出すという書き方ではなく、協業先が顧客とどうやり取りするかを提案する形になります。趣旨が「協業先がとるべき」と主語を示している、珍しい書き方です。
- 第2問で分割払いのような売り方を書いてもよいですか?
- 設問文はX県の依頼と、B社の製造加工技術力を生かした商品開発、そして商品コンセプトと販路を求めています。支払い方法は問われていません。100字しかないので、問われた2つに絞るほうが安全です。




