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中小企業経営・政策
経営者本人か、従業員か、取引先の倒産への備えか
この図は、演習でこの分野の問題を解いたときにも解説の中に出ます。 図は教科書レベルの一般知識をもとに当サイトが独自に作図したもので、過去問の図表そのものではありません。
小規模企業共済
どういうものか:小規模企業の経営者・役員が、自分の退職金を積み立てる
おさえる点:掛金は月1,000円から70,000円までの範囲で選べます。従業員のための制度ではない点が中小企業退職金共済との違いです。
取り違えやすい相手と並べて見る
いま選んでいるもの
小規模企業共済
積むのも受け取るのも経営者本人。掛金は全額が所得控除になる
取り違えやすい相手
中小企業退職金共済(中退共)
受け取るのは従業員。退職金は機構から従業員へ直接支払われる
いま選んでいるもの
小規模企業共済
積むのも受け取るのも経営者本人。掛金は全額が所得控除になる
取り違えやすい相手
経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)
退職金ではなく連鎖倒産への備え。借りられるのは取引先が倒れたとき
本試験では、小規模企業共済と中小企業退職金共済の取り違えが定番です。経営者自身の退職金が小規模企業共済、従業員の退職金が中退共です。経営セーフティ共済は退職金の制度ではなく、連鎖倒産を防ぐための貸付制度である点が問われます。
| 名前 | どういうものか | 見分ける決め手 |
|---|---|---|
| 小規模企業共済 | 小規模企業の経営者・役員が、自分の退職金を積み立てる | 積むのも受け取るのも経営者本人。掛金は全額が所得控除になる |
| 中小企業退職金共済(中退共) | 中小企業が、従業員の退職金を国の制度を使って外部に積み立てる | 受け取るのは従業員。退職金は機構から従業員へ直接支払われる |
| 経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済) | 取引先が倒産したときに、無担保・無保証で貸付を受けられるよう備える | 退職金ではなく連鎖倒産への備え。借りられるのは取引先が倒れたとき |
金色の箱が積み立てた資金です。それが誰のところへ行くのか(本人・従業員・取引先の倒産時の貸付)が、3つの制度を分ける決め手になります。