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壊れる前・壊れてから・設計の段階。手を入れる時点で分かれる
この図は、演習でこの分野の問題を解いたときにも解説の中に出ます。 図は教科書レベルの一般知識をもとに当サイトが独自に作図したもので、過去問の図表そのものではありません。
時間基準保全(TBM・定期保全)
どういうものか:決めた期間や使用量ごとに、状態にかかわらず点検・交換する
おさえる点:計画は立てやすいものの、過剰な整備になりがちです。突発故障の影響が大きい設備に向きます。
取り違えやすい相手と並べて見る
いま選んでいるもの
時間基準保全(TBM・定期保全)
カレンダーで動く。まだ使える部品も取り替えることになる
取り違えやすい相手
状態基準保全(CBM・予知保全)
状態で動く。壊れる直前まで使えるので無駄が少ない
本試験では、改良保全と保全予防の取り違えが定番です。今ある設備を良くするのが改良保全、これから作る設備の設計段階に手を入れるのが保全予防です。予知保全は状態基準保全とほぼ同じ意味で使われ、時間基準保全(定期保全)との対で問われます。
| 名前 | どういうものか | 見分ける決め手 |
|---|---|---|
| 壊れる前に手を入れる(予防保全) | ||
| 時間基準保全(TBM・定期保全) | 決めた期間や使用量ごとに、状態にかかわらず点検・交換する | カレンダーで動く。まだ使える部品も取り替えることになる |
| 状態基準保全(CBM・予知保全) | 振動や温度などを測り、劣化の兆しが出たところで手を入れる | 状態で動く。壊れる直前まで使えるので無駄が少ない |
| 壊れてから手を入れる | ||
| 事後保全(BM) | 壊れてから直す | 壊れる前には何もしない。止まっても困らない設備なら合理的 |
| 改良保全(CM) | 故障をきっかけに、設備そのものを直して壊れにくくする | 元に戻すのではなく、良くする。同じ故障が二度と起きないようにする |
| そもそも壊れにくくする | ||
| 保全予防(MP) | 新しい設備を計画・設計する段階で、保全が要らないように作り込む | 手を入れるのは設備を作る前。運転が始まってからの活動ではない |
金色の帯が「使えている期間」、×印が故障です。旗が立つ位置が「手を入れるところ」で、故障の前か後か、あるいは帯より前(設計)かが、それぞれの保全を分けています。